グリストラップの清掃
グリストラップは、取り付けられたバスケットは毎日清掃、槽内に浮いた油は週1回の清掃、底に沈殿した汚泥は月1回の洗浄・掃除が義務付けられています。
雑菌の繁殖を防ぎ、衛生的な厨房環境を維持するためです。
しかし、多くの厨房では満足に清掃できていないのが現状。
「くさい・きたない・きつい」という、スタッフにとって避けたい3Kの作業だからです。
とはいっても、放置することには大きなリスクがあります。
そもそもグリストラップは、油脂を直接下水に流すと環境破壊につながるために法律によって設置が義務付けられている設備です。
「見たくない、触れたくない」「ちょっとくらい大丈夫」と目を背けていると、そのしっぺ返しは自分たちに還ってきてしまいます。